様々な「ありがとう」に触れられる
多角経営企業ならではの体験
様々な「ありがとう」
に触れられる
多角経営企業ならではの体験
長崎事業部
葬祭部
葬祭ディレクター
出身 長崎県
出身校 熊本学園大学
入社年 2009年
故人様を知り、寄り添うことで感じる仕事のやりがい
お葬儀の打ち合わせ担当として、お葬儀の見積もりをして故人様がどういった方だったのかお聞きして、その方に合わせた形で、祭壇のお花やお棺、骨壺、あとは演出関係を選び、形にするよう心掛けています。
お別れの告別式で喪主様から涙を流しながら手を握って「ありがとう」と言われたことがあり、そのときは本当に嬉しかったと記憶に残っています。
この仕事でやりがいを感じる時は、会社の一員として会社の力になると同時にお客様に喜んでいただける対応をした時です。例えば、どのようにお客様のご要望に合わせられるかを考えてご提案し、ご納得頂いた上でご購入いただけた時など、会社のためになれたというところもありますが、やはりお勧めしたお客様が満足していただき喜んでいただいた時、特にそう感じます。
チームワーク抜群のスタッフ
今所属する葬祭部門は、言葉だけ聞くと暗いイメージがあるかもしれませんが、実際は明るいスタッフが多くチームワークや結束力がすごくある部署だと感じています。
例えば見積もりに行って、今日のお通夜に間に合わせないといけないとなった際、自分一人ではどうしてもできない場合は必ず他のスタッフが助けてくれます。みんなで手分けして、お客様のお通夜に間に合わせようと協力して準備をする、そんな時に特にそう感じます。
また、会社全体としては、主体性のあるスタッフが多いです。更に、経験豊富なスタッフが多く、チームワークや結束力が強いといったところもありますので、長崎で一番力がある企業だと私は思っています。
一から作る喜びと若手社員との関わり
もともと県外の大学に進学し、そのまま県外に就職したのですが、地元(長崎)に「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」というリゾートホテルがオープンするという話を聞き、そのときに「地元長崎に戻って一からやってみたい」という気持ちと、元々「ホテル業についてみたい」という気持ちもありましたので、メモリードへの入社を決めました。
新規にオープンする施設として、何もない一から作り上げることに私自身プラス思考かつポジティブ思考なので、不安というよりも逆に期待感の方が高かったです。
入社後に苦労したことは、若手社員との関わり方です。どうしたら部下の生活を豊かにできるかというのもありますし、どのようにモチベーションを下げずに仕事を続けてもらえるかというところも必死で考えていました。とにかく顔を見て、目を見て、挨拶をして、その挨拶の返ってくる言葉で、「その子が元気なのかな」とか「悩みはないかな」とか、そういったところを見ながら、少しでも多くのスタッフに積極的に声掛けをしていました。
前職の飲食店で仕事をしていた時は、スタッフが10人程度の小規模な組織でした。一方、メモリードでは一緒に仕事をする仲間が一気に増えました。またメモリードには幅広い年齢層の方がいるので、伝え方やコミュニケーションの取り方が人によって異なり、同じやり方が通用しないなと思った時に「どうすれば目の前の人に言いたいことが伝わるかな?」と考えるようになり、とにかく分かりやすく噛み砕いて伝えるように意識するようになりました。
環境が変わり感じた「ありがとう」の重み
宿泊部門から葬祭部門に異動になった際、二つの部署を比べて、お客様に頂く「ありがとう」という言葉の重みが違うなと感じることがあります。
葬祭部門は、人生最後の節目に携わる仕事です。そこでいただく「ありがとう」は、やはりホテルで頂く「ありがとう」とは違うと思うところがあります。その言葉がすごく励みになって、自分はそういう仕事に就けてるんだという誇りを持てるようになりました。